【読学1】仕事を速く済ませたい方、仕事が遅いと感じる方必見本! 「速さは全てを解決する」 赤羽雄二著
およそ、一年前に読んで、私がもっとも感動した本のうちの一冊です。
これほど影響を受けて実践したことが他にあっただろうか、と思うぐらい振り返ると大きな影響を受けた本です。
著者の赤羽雄二氏は「ゼロ秒思考」「A4メモ書き」などで有名な方です。この1年で非常に多くの書物を出版されています。ここ最近でのものとしては、「成長思考」「アクションリーディング」です。
私も何冊か読み、勉強させていただいています。
何より実践しやすい内容ばかりなので、具体的に実践して自分の成長が目に見えてわかるところが赤羽氏の書物の良いところです。
「速さは全てを解決する」では生産性を上げるために速さが必要であるということに特化されている。日本のホワイトカラーの生産性の低さの3大要因として
①自分で決定し、推進しきれてない多くの経営者や部門長
②部門内外の調整につぐ調整
③それにともなう膨大・過剰な書類作成」
を挙げています。
そして読者に対して「仕事が遅い理由」を複数問いかけてきます。
①すぐ始めることができない
②やるべきことに集中できない
③段取りが悪く、後手後手になる
④優柔不断、迷う
⑤書類・資料作成が遅い
⑥メールに多くの時間を取られる
⑦会議が多い、時間が長い
読んだ瞬間に自分のことを言われているようでドキッとしました(笑)
それに対して様々な切り口で具体的な改善方法が提示してあります。
そべては書ききれないですが、私がこの本を読んですぐに取り入れたことは以下の3つです。
①思考のスピードを上げること
⇒具体的には「A4メモ書き」で頭を整理して仕事の全体像を捉え、後輩に丸投げしていた仕事を、ゴール(ラフスケッチ)を見せながら任せることができるようになった。
②メールを即返信(メールを制する者は時間を制す!!)
⇒社内では頻繁にメールが飛び交っていますが、それまでは「あとで返信しよう」として忘れて返事を催促することが多々ありました。また、返事をしようか迷った挙句、受け取っただけで、お礼すらいえていない状況でした。しかし、どんなメールでもすぐに返信することを意識して、返事を催促されることが少なくなりました。また、ショートカットキーの利用や単語登録についてもすぐに実践しています!
③素早く情報収集する
⇒赤羽氏の言うように、勉強会、セミナー、その後の懇親会に参加することで効率的に情報を収集することは大変参考になりました。また、google アラートの設定やfacebookの利用で情報に対するアンテナを常に立てておくようにしました。
他にも「速さ」に対することはたくさん書いてあります。
google 機能を使っていなかった、facebookを始めようとも思っていなかった私が、今は積極的に情報を集め、セミナーにも少しずつ参加するようになりました。
速さを求めていくことで、自分だけでなく周りにも良い影響を与えていきます。
ぜひ、一度読んでいただきたいと思います。
赤羽氏が言うには「スピードは永遠に上がり続ける」のだそうです!