【ビジネス実務】会議の生産性が上がるゼロ秒思考のA4メモ書きを用いたファシリテーション!メンバーのモチベーションアップで効率アップ!
今回は実務での出来事を書いていきます。
タイトルの通り、
チームメンバーの生産性・モチベーションを上げる会議
です。
赤羽雄二氏の「ゼロ秒思考」の本の中にA4メモ書きについて書いてあり、以前の読学ブログにも書かせて頂きました。
今回は実際の会議でA4メモ書きを用いて1つのテーマで議論を重ねました。
≪背景≫
少しだけ経緯について書きますと、私は現在、サービス業で全65店舗ある企業で働いております。
職位的な立場としては15店舗ほどをまとめるエリアリーダーなることをしております。
ですが、自身も1店舗の責任者として業務にあたっております。
本部側の指示を現場に降ろす、ザ!中間管理職でごさいます〜パチパチ
あまりにも本部からの指示、報告依頼が多いため、モチベーションは下がりっぱなし!何とかせねば!!という想いから、今回は初めて店舗責任者全員集めてミーティングを行いました!
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会議の目的は以下の3点です。
①現状把握
②意思統一(ビジョン共有)
③モチベーションアップ
まずはじめはアイスブレイク~自己紹介
ここから早速メモ書き!
今日の会議後にどうなっていたいか?
なぜこの会社に入社したのか?
この会社で自分はどうなりたいか?
かなり本質的な問いかけをして時間を区切りながら、全員発表しました。
この時点で相当いい雰囲気でした。
そして、形式的な報告を済ませ、本題へ。
リピーター顧客が離れないようにするためにどうするか?
という問いかけをします。
その後は自分で掘り下げて5分間考える。そしてひたすら書く書く書く。。
この時点でA4用紙は7枚ほど消費
その後4人ずつぐらいのグループに分かれてでディスカッション。
行き詰まったら、1分でひたすら方策を書く。
当然、書きながら思いつくままにペンを走らせるため、苦手な方もいます。
それでも、自分がファシリテーターとしてもエリアの責任者としても、本質的な問いを投げかけたりします。
その案を実行して、どのような店舗にしていきたいか
顧客にどのような気持ちになってもらいたいか
顧客はどのように感じると思うか
私の会社は本当に指示が多い会社だと思います。
それこそ、ヒトに関わる項目についても、満足度を上げるために面白みがないのではないか、表情が暗いのではないか、など次々に攻め込んできます(笑)
さすがにサービス業、接客業と言っても人の性格に切り込んでいく幹部がある意味で素晴らしい!
システムでは人は変わらない
これが私の考えです。
今はこのシステムに血を通わせることが私の使命だと思っています。
人は指示ではなく、期待で動かす
これもとても大切にしている言葉です。
エリアの責任者としては、各店舗の責任者に命を吹き込む、そのために自分の心を伝えて、実際に自分の行動を能動的に行えるようにするのみです。
そのためにメモ書き!!
初めは半信半疑で思うようにペンが進まなかったメンバーも、最後の方にはたくさん書いて、会議が終わってもメンバー同士の会話が止まらない状態でした。
一般的な会議では、終わったら、即移動することが多い人たちなのに、今日はやたら話し込んでいる。。。。そして、「自分のやるべきことがわかった!」という人。。
恐るべしA4メモ書き。。。。。
翌日になっても、明るいメンバーが多く、その表情を見て、私の中では会議は成功したのだと確信しました。
なかなか発言がしにくい会議。
議論が盛んに行いにくい会議。
進行役の力量もあるとは思いますが、それ以上に、自ら動ける環境、ツールが必要なのです。
まさに「ゼロ秒思考」のA4メモ書きを実践してもらうことで、チーム内に命を吹き込むことができたと思います。
そして、ここから、一人ひとりが自分でメモ書きを行うことで、常に能動的に、ポジティブに動けるよう適切なフィードバックを定期的に実施していきます!
私自身もメモ書きで何度か救われております!
自分の思考を頭から吐き出すことでスッキリします!
このツールを用いて、今後も継続して実務で利用し、チーム内の成果に結び付けていきます!!