【読学】図解 モチベーション大百科〜池田貴将著〜 ビジネスで使える良書!
今週のお題「読書の秋」
もともと読書好きなので、
久々に読学ということで書かせていただきます。
「図解 モチベーション大百科」
この本を手に取って読んでみたいと思う
きっかけは2点です!
現在、組織を動かす身であり、
どのようにメンバーのモチベーションを
上げるかを考えていました。
そして
①自分のモチベーション分析
②他者のモチベーションアップ
という2点で使えると思って、本書を手に取りました。
まず、メリットとして
本書の中が割とカラフルになっていて
文字の羅列がつらい自分にとっては
非常に読みやすかったです。
その中でも読んでよかった3点をご紹介!
①数値の論理性!
⇒本書には随所に数値で示されている点が多くあります。
実験結果をまとめた書籍であるため、まず、実験段階でも
数値を用いた質問がなげかけられており、その結果についても
数値で表されています。
読んでいくうちに、信憑性が高く、いかに人に伝える際も
数値の説得力があるということが学べます。
②自分の分析を行える!
⇒自分のモチベーションがどのように
高まっているかを考えながら読んでいくと
「そうそう!」
と思える点がいくつか登場します。
なかでもCHAPTER6の自己管理のページでは
「時間不足が信念を失わさせる」
「興奮状態だと認めたほうが
パフォーマンスが向上する」
というような文言が響いてきました。
さすがに、30代後半なので、
「そうなんだ!!」より「そうだよね!」
という気づきが多いですが、若い方が読むと
「そんなんだ!」という発見が多くあると思います。
③ビジネスの世界で役立つ!
CHAPTER自体が「意思決定」や「人材育成」
「目標設定」について書かれているため、
いろいろな人と関わりをもつビジネスには
かなり使える内容になっています。
相手がプラスに動けるようにこちらとしても
配慮をする。
その一歩として、基礎知識として
頭に本書の内容を入れておくとよいと思います。
最後に一点、気を付けておきたいことは
本書を武器にして
断言しないほうがよいと
いう点です。
あくまでも、行動を科学した内容になっていますし
「~~こういう人が多い」などの書き方をされていますから
100%ではないということです。
あくまでも基礎知識として
本書の内容を入れて、
目の前にいる相手としっかり対話する。
自分と真摯に向き合う。
そのような観点で本書を利用されると
本当に素晴らしいと思います。
私も仕事をしている点で
多くの方と接触するということにおいて
非常に参考になる書籍でした!
めずらしく、客観的な文章になりました(笑)